ゲームするために生きている

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【アサシンクリード オリジンズ】感想 ~古代エジプトの殺戮マシーン~

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アサシンクリード オリジンズ 

ストーリーとマップ上の探索はすべてクリアしました。

シーズンパスとかはやってません。どのゲームにおいても基本的に有料コンテンツとかはあまりやらないので。

 

アサシンクリードシリーズの最新作ですが、ストーリーの時代背景はこれまでの中でも最古のもの。

タイトルの通り、オリジン、つまりアサシン教団の“起源”について語られています。

 

敵は“古き結社” 現在のテンプル騎士団にあたる者たち。

序盤に、主人公バエクの息子が結社の一人に殺される回想シーンがあります。

このシーンは声優さんの演技もマッチしていて、絶望するバエクの心情を考えて鬱になりそうになりました。

しかしこの悲劇を体験したバエク(およびプレーヤーである私)は復讐を胸に刻んだエジプトの殺戮マシーンと化します。

 

というわけで、

アサシン=暗殺者、ということでこれまでのシリーズ同様、手元に忍び込ませたアサシンブレードで、ぶっしゅぶっしゅ(レイジングループから引用)と片っ端から結社の人物を殺していくことになり、まーそれがこのシリーズの楽しいとこなわけです笑。

 

オープンワールドゲームが三度の飯より何より大好物なので、このシリーズ(というかUBIソフトの作品の多く)は大体プレイしていますが、今作のエジプトは広すぎて嫌に昇天しそうになりました。ありがたやありがたや。

家の中で古代エジプトに行けるなんて!

 

今作では、時代が大昔になりますが、有名な遺跡や像が見られるのもオープンワールドの一つの魅力。

ピラミッド(昔は表面が黄金だったのか?)やスフィンクス(思ったよりも小さい、というバエクの感想も聞ける)、街の人々の生活や動物たちの扱われ方(ワニは神聖な生き物なのね)などなど、「ディスカバリーツアー」という無料コンテンツと合わせてじっくり観察することができます。

 

ストーリーやアクションやレベルシステムなど、本作は色々評価できるところがありますが、実在の建築、遺跡、地形など現実の歴史に焦点を当てたイベントを用意してくれるオープンワールドゲームは初めてなので、そこが本当に嬉しいです。地球に生まれてよかったー

 

あ、ちなみに

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崇高な歴史的背景や古代エジプトの空気感をめちゃくちゃにしてくれたFF15コラボイベントについては特に覚えがありません(あくまで遊び心を忘れないUBIソフトさんに敬意を表して)。

 

あとついでに最後に言わせてもらいますが、男性女性ともに裸の石膏像の胸とか股間部分に貝殻当てるのやめてもらえませんかね(爆笑)、逆に目立つし、ふざけてるのかなと思っちゃいますので。

自分の体にある当たり前のものをさも汚らわしいものかのように見せてはいけないものとして扱う滑稽さたるや! ドゥアトの者たちよ!

 

 

 

 

【レイジングループ】感想 ~つまり人狼怪奇ファイル~

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PS4版「レイジングループ」をクリア。

一応トロフィーコンプリートまでやったので色々思ったことなど。。。

 

内容は、いわゆる人狼ゲーム” 

・・・というテーマを、ループもののアドベンチャーゲームに(半ば強引に?)嵌め込んだようなもの。

 

舞台はどこかの山奥にある田舎村“休水”(やすみず)。

迷い込むようなかたちで村を訪れることになった主人公は、そこで行われている邪悪な風習や不可解な現象もろもろに巻き込まれる。信じられないような凄惨な事態に直面しつつ、無限に続くかと思われる死に戻りを体験した主人公は、やがて見えてくる数々の陰謀や悪事から大切な人々を救うべく行動を起こす。

をちなかれ・・・ドン☆

 

簡単に言うとこんな感じ、です。

 

 以下、印象に残ったことを3つほど。

 

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まず声優について。

この作品の声優さんはこれからがんばっていく新進気鋭の方々らしいです。

なので、第一線で活躍されている声優さんと比べると、正直微妙。…当たり前ですが。

特に主人公はホントなんなの、って思うくらい棒読み。なぜ起用したし。

物語中盤から主人公も結構狂ってくる仕様なので、何考えてるかわからない感というか感情を表に出さない感というか無表情感を出す声優を敢えて選んだのかもしれないが、それにしても合ってなかったと思う。他にも“もっちー”こと「醸田近望」とか上図の右下のおばあちゃんとかも結構ひどかった……

 

 ストーリーについて。

はっきり言って良かった。

一つの作品の中にテーマがたくさん入ってます。

人狼ゲーム、クローズドサークル、和風ホラー、エログロ、死に戻りループ、閉鎖的な田舎、文化、信仰、神、山、殺人、憑依、狂気、支配、怪物、特殊能力、人間関係、恋愛、おふざけ、幼稚なおふざけ(シッコマンってなんだよマジで)、などなど。

とにかくいろんな要素が詰まりに詰まっているイメージである。

先を読ませる優れた文章表現と期待値上昇不可避の展開力は見事だなと思う。

この会社の次回作も多分買うだろうと既に予想できる。正直それくらい面白かった。

 

しかし、

(思い切りネタバレしますが)

「黄泉忌みの宴」関連の殺人とか、加護の割り当てとか、抗えない睡眠(催眠ガスだっけか?)とか、人工的な霧とか3匹の狼とかカメラで見張って鍵を解錠するとかとか、超常的に見えた多くの現象が実際には人間の手で行われていた、というのはいくら何でも無理がある。。。と思う、さすがに。

 

 

最後に、BGMについて。

ゲーム音楽好きとしては、もしサントラが出たら買うであろう。

 そこまで良曲揃いだったわけではないし、トラック数も少ないが、それでも場面を盛り上げる最適な音楽を用意していただいた気がする。ありがとうございます。

 

 

というわけで、和風ホラーアドベンチャー×人狼ゲームの、

「レイジングループ」

ニンテンドースイッチ版もあります。

未プレイの方は是非やってみてください。

 

(ちなみにパッケージ↓よく見ると、春ちゃん中の人のせいか笑んでいます)

 レイジングループ 【同梱特典】特製ステッカー 同梱 - PS4

 

今後とも、です。

小1から現在に至るまで、なぜか一向に飽きが来ないテレビゲームについて語ろうと思い、この度ブログを始めることにしました。

 

ゲーム以外にも、

音楽(主にゲームのサントラですが・・・)、

映画、小説、その他趣味に関していろいろ感想などなど、

 

 

ネタバレ込みで

 

自由に書いていこうと思います。

 

 

 

気軽に適当に見ていただければ幸いです。